かつては都内勤で田舎とは全く縁がありませんでした。
田舎に引っ越してきてびっくりしたのが虫が多いこと!
特にハチやムカデといった害虫には困ってしまいます。
様々な対策を考え、害虫の被害を免れようとしてきました。
テレワークの普及や感染症流行で田舎に引っ越した方も同じ悩みをお持ちではないでしょうか。
ただ、対策グッズをやみくもに買うだけでなく、害虫そのものを知って対策することが大切かと思い、虫に関する本も読む様になりました。
でも、もともと虫は大の苦手。
見るのも嫌でした。
そこで害虫対策に役立つ、しかも虫が嫌いでも読める本をご紹介します。
また、そうした本をおすすめする理由もお話しします。
目次
虫嫌いの絵描きさんが出版「きらいになれない害虫図鑑」(有吉 立著/幻冬社/2018年7月)
害虫は大嫌い!
害虫の写真は見たくないし、写実的な虫の絵も嫌!
でも駆除方法の勉強の参考になる本なんてある?
それならかわいい絵なら害虫でも大丈夫じゃないかな?
しかも虫嫌いの人が書いた本だから、気軽に読めるよ!
著者はアース製薬にお勤めで、研究所でお仕事されています。
仕事内容は虫を集め、繁殖させること。
企業で虫の対策薬を作成する為、行っている様です。
しかし、著者ご本人はなんと元々大の虫嫌い!
仕事を始められた当初は虫が夢にまで出た様です。
虫に関する仕事を始めたきっかけは、どうやら無職時代に「そろそろ仕事始めなきゃ」と思った為だったとか。。。
たまたま巡り合った仕事が虫のお仕事だった様です。
しかし、虫がもともと嫌いなだった為だけあって、イラストもリアルな写真の虫より柔らかい表現で描かれています。
女性の方なので、虫もどことなくかわいく描かれています。
本に紹介されている虫はほぼ害虫が多いので、害虫対策の勉強になります。
害虫も特徴をきちんと書かれながら、文章も読みやすいボリュームです。
実際は見た目はグロテスクでも「あれ、怖くない?」と思えるものもあります。
害虫対策の勉強をする方で、初心者には適した本と言えます!
関西弁で紹介しまっせ「家の中のすごい生き物図鑑」(久留飛 克明/山と溪谷社/2018年3月)
しっかりと害虫駆除をしたい。
害虫の生態をきちんと知ってやっつけたい!
でも気持ち悪い絵や写真は見たくないなぁ。
あと、難しい内容も嫌!
それなら、簡単に説明してくれる本を紹介するよ!
関西弁で説明してくれるから、テンポよく読める。
しかも図解もあるからわかりやすい!
生態の特徴をわかりやすく説明してくれている本です。
害虫だけでなく、子供が収集する様な虫や、コウモリといったものも紹介しています。
虫の紹介の最初の項目に「危険度」も紹介しているので、それぞれが危ない虫か否かがわかります。
虫の説明文では、虫自身が読み手側に話しかけている様になっています。
また、虫が家の中で出没しやすいスポットも図解で紹介してくれているので、対策の勉強になります。
待ち伏せ対策グッズなどを設置する場所がわかりますからね。
関西弁ですべて書かれているので、リズミカルに読むことができます。
虫のおっちょこちょいな生態に思わずクスッと笑ってしまいそうなところも。
写真はなく、イラストのみですので、虫嫌いも不快な思いせず読めます。
虫の本をおすすめする理由
家庭で出てくる嫌な虫で悩む方も多いですね。
でも「わざわざ本まで読む必要はない!」というご意見の方が多いでしょう。
なぜあえて本をおすすめしたいかと言うと、害虫を知ることで害虫駆除方法をより深く学べるからです。
例えば、害虫駆除の薬では、冷やすタイプ、乾燥させるタイプ等ありますよね。
虫の生態を知れば、その理由がわかります。
例えば、待ち伏せ対策グッズはドラックストアで多く販売されています。
どこの場所に置くべきかは説明書に説明はあります。
しかし、家庭ごとに侵入口や盲点となる場所が変わります。
本を読めば、対策グッズを多く用意したほうがいいか、また少なめでいいかわかります。
また、スプレータイプの駆除グッズも虫の弱点を知っていたほうが効果もわかりやすいでしょう。
特に毎年家庭で悩んでしまうのがムカデです。
本を読んで非常に対策の勉強になりました。
前述の「家の中のすごい生き物図鑑」でムカデは湿気を好み、乾燥を嫌うと学び、乾燥系の対策グッズを使いました。
実際使ってみて効果ががあり、今でも使っています。
おかげさまで、ムカデの玄関からの侵入防止になりました。
また、「家の中のすごい生き物図鑑」でムカデは目が悪く、触覚を頼りに動いていることを知りました。
外で遭遇しても、刺激しない様にすると刺されずにすみます。
本で学び、被害回避、害虫侵入対策に繋がっています。
害虫に悩むと言う方には虫の本を読むことをおすすめします。
まとめ
虫嫌いの方におすすめしたい本をご紹介しました。
いかがだったでしょうか。
本はどちらもイラストで虫が描かれている上、細かすぎる説明もないので初心者向けです。
虫について詳しくなくても内容はわかりやすいです。
害虫対策をしっかりしたい方、ぜひ読んでみてはいかがでしょう。